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大学卒業後、外資系企業勤務を経てフリーランス翻訳者35年。主に学術論文や企業レポートの翻訳、原稿草案作成などに携わる。後進指導として翻訳学校指導歴25年、クリティカルライティング研究会15年でプロ翻訳者を約50名育成。2023年1月からHALライティングカレッジと名称を変えて翻訳サービスおよび翻訳ライティング人材指導を本格的に始動。

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日本語翻訳の重要性を言語権から考える

翻訳祭2023 Noriko TOYODA

​登壇者

豊田憲子

Noriko TOYODA

 

HALライティングカレッジ 代表

英日日英翻訳者

​講演日

10月27日(金)​

​時間

15:50 - 17:10​

​開催場所

JPタワーホール&カンファレンス​

カンファレンスルーム A2​

​アーカイブ

​講演概要

日本語翻訳の重要性を言語権から考える

登壇者は昨年第31回翻訳祭ミニ発表会において「翻訳は大事な文化財産ーその普遍的で不変的な価値を言語権から考える」と題し、急速に発展する大規模言語モデル利用の中で著作権が問題となるであろうと予見し、なぜ著作権が重要かを言語権が危ぶまれるという懸念と合わせて発表した。昨年から今年にかけて上記テーマを追い続けてきたが、問題解消の方向に向かうのだろうか。今現在、問題はさらに多岐にわたっているように見える。問題解消には何が必要なのか、特に日本語という稀少言語の未来を重視して考えたい。AIツールが広く一般人に利用されることは素晴らしいが、正しい運用と正しい使い方を事前に心得る、いわゆるAIリテラシーが必須である。今後、業界内ガバナンスはもちろん、翻訳者と翻訳業界は社会に向けてどういう働きかけをするのが望ましいのかを考えたい。

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