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1965年東京商船大学(現東京海洋大学)卒、運輸省(現国土交通省)にて海上勤務・研究業務。沖縄海洋博覧会調査役(国際イベント担当)、国際特許事務所勤務などを経て1976年貿易・翻訳会社を設立、輸入業の傍ら特許翻訳に従事。2006年に知財コーポレーションに社名変更。日本翻訳連盟常務理事、工業英語協会理事などを歴任。知財信息諮詢(上海)有限公司総経理を兼務。知財アカデミー特許和英翻訳講座基礎編・機械工学編講師。特許翻訳の面白さに魅入られて約半世紀。

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翻訳検定って誰のため?

翻訳祭2023 Munetake Hamaguchi

​登壇者

浜口 宗武

Munetake HAMAGUCHI

日本知的財産翻訳協会(NIPTA)

常務理事・事務局長

(株式会社知財コーポレーション代表取締役)

​講演日

10月27日(金)​

​時間

11:10 -12:30​

​開催場所

JPタワーホール&カンファレンス​

カンファレンス​ルーム A1

​アーカイブ

​講演概要

翻訳検定って誰のため?

あるラジオの司会者が「坂本龍一は、自身が作曲した曲が自分の意図するように世に迎えられなかった時は、《こんなはずじゃなかったのだが》と語ったと言う。まさに今、検定の主催者も《こんなはずじゃなかったのだが》と思っているのではないか。タイトルの質問の答えとして、翻訳検定は「受験生」のためにある、と言いたいのだが、本当にそう言い切れるのだろうか。以前は言い切れたが、今は言い切れなくなっているのだろうか?翻訳を取り巻く社会環境が大きく変化している今、当たり前であったことが当たり前でなくなってきていることが多くある。そこで、講演前半では、NIPTAとJTFが各翻訳検定の特徴を紹介しながら、両検定が目指してきた本来の検定の目的を紹介する。講演後半では、モデレーターを交えて、両検定が突き当たっている問題、今と昔の検定の役割、検定と日本人気質、未来の検定の姿などについて討論をする。

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