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立教大学 異文化コミュニケーション学部/研究科教授。東京都出身。フォードモーター社内通訳者、産業翻訳者を経て、株式会社翻訳ラボを設立。八楽株式会社チーフ・エバンジェリスト。オンラインサロン翻訳カフェ主宰。今は、翻訳通訳研究 に没頭中。日本通訳翻訳学会(JAITS)理事、一般社団法人アジ ア太平洋機械翻訳協会(AAMT)理事歴任。著書に『自動翻訳大全』(三才ブックス)、『Metalanguages for Dissecting Translation Processes』(Routledge)(いずれも共著)等がある。

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ChatGPT翻訳術〜翻訳実践と外国語学習のプロンプト〜

翻訳祭2023 Masaru YAMADA

​登壇者

山田 優

Masaru YAMADA

立教大学 異文化コミュニケーション学部

研究科 教授

​講演日

11月10日(金)​

​時間

13:00 - 14:00​

​開催場所

​オンラインプラットフォーム

EventHub

​アーカイブ

​講演概要

ChatGPT翻訳術〜翻訳実践と外国語学習のプロンプト〜

大規模言語モデル(LLM)は、ChatGPTをはじめとした多くの人工知能が用いる基盤技術であり、翻訳作業において優れた能力を発揮する。LLMを機械翻訳(MT)の代替手段として活用することは、高品質な翻訳を実現するための一つの有効な戦略と言える。なぜなら、適切なプロンプト(指示)を与えることで、従来のMTでは難しかった複雑な翻訳方略の変更や、特定の目的や対象読者に合わせた翻訳の生成が可能になるからである。

本講演では、LLMを用いた翻訳を行うための具体的なプロンプトの作成方法を紹介する。また、どのようなプロンプトが翻訳品質にどのように影響するのか、具体例を交えながら解説する。さらに、プロンプトの作成というアクティビティが、外国語学習者にとって不可欠なメタ言語能力の向上にどのように寄与するのかについても詳しく述べる。

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