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精密機器メーカーで20年以上にわたり、設計から製造、市場に至るまでの品質保証業務に従事。そのうち5年間の米国赴任、6年間の社内翻訳・通訳を経験。2007年から約10年間、翻訳コーディネーター・社内翻訳者・翻訳事業運営者として翻訳会社に勤務し、製造業の品質保証手法を応用した独自の翻訳品質保証体系を確立した。また、その考え方をベースに「翻訳者が実施すべき翻訳チェック」の考え方をまとめ、自身の翻訳で実践するとともに、2016年JTF翻訳祭では「翻訳チェック」をテーマに講演を行っている。翻訳チェック支援を目的として開発したワードマクロ「WildLight」をフリーウェアとして提供している。

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和英翻訳を手がける

翻訳祭2023 Takaaki SAITO

​登壇者

齊藤 貴昭

Takaaki SAITO

産業翻訳者(英和・和英)

WildLight開発者

​講演日

11月11日(土)​

​時間

13:00 - 14:30​

​開催場所

​オンラインプラットフォーム

EventHub​

​アーカイブ

​講演概要

和英翻訳を手がける

翻訳というと、訳文言語が「自分の得意な側の言語」となるような言語ペア、つまり、日本語を母語とする翻訳者の場合には、英和方向の翻訳からスタートするのが常である。しかし、どこかの時点で、英和と和英の双方向を手がけ、和英翻訳時に気づいたことを英和の翻訳に、英和翻訳時に気づいたことを和英の翻訳に行かせるような双方向翻訳の形態に移行することも可能である。

今回は、日本語を母語とする技術翻訳者3名が日英方向の翻訳も手がけることのメリットや、その際の注意点について検討する。長年、さまざまなかたちで切磋琢磨しあってきた3人が、少しずつ異なる角度から「日英翻訳」について検討しあうことで、すでに双方向の翻訳を手がけている中堅・ベテラン翻訳者だけでなく、これから日英翻訳にチャレンジしようとする駆け出しの翻訳者にも、また、エージェント等翻訳を手配するサイドにとってもわかりやすいトークになるはずだ。

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