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2007年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。

東京大学大学院情報理工学系研究科・特任研究員、東北大学大学院情報科学研究科准教授を経て、2017年8月より現職。自然言語処理の研究に従事。平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、第15回船井学術賞、2016年度マイクロソフト情報学研究賞などを受賞。

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改めて知りたい自然言語処理技術
~AI チャットボットは翻訳のプロから仕事を奪うのか

翻訳祭 2023 Naoaki OKAZAKI

​登壇者

岡﨑 直観

Naoaki OKAZAKI

東京工業大学情報理工学院 教授

​講演日

10月27日(金)​

​時間

9:30 - 10:50​

​開催場所

JPタワーホール&カンファレンス​

​ホール3

​アーカイブ

​講演概要

改めて知りたい自然言語処理技術~AI チャットボットは翻訳のプロから仕事を奪うのか

様々な問いかけに驚くほど自然な応答を返す大規模言語モデル(LLM)は、我々の仕事や生活を大きく変え、幅広い分野で専門家の仕事を奪える段階にまで発展した。翻訳・通訳の仕事への影響も必至であるが、現状の機械翻訳やLLMは完璧ではない。これらの仕組みや特徴を知ることは、AIを上手に活用しながら共存していくための第一歩である。

本講演では、自然言語処理技術やニューラル機械翻訳の基礎からLLMの仕組みまでを概観する。また、LLMの翻訳への利用事例を紹介しながら、翻訳におけるプロンプトエンジニアリング、LLMの得意・不得意、LLMの利用における注意点等について考察する。

最後に、LLMや機械翻訳と翻訳者や翻訳会社との今後の関りについて、議論する。

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